1000円ワイン。

安くたって旨いものは旨い。これまで日本で、ヨーロッパで、アメリカで1000本以上ワインを飲んできました。ふと、きちんとワインを勉強したいと思い。数百円〜1000円ちょっとくらいのワインを飲んでいき、個人的な感想で評価していきます。

【SEIYU】センダス デル レイ

すごくすっきり〜!

スペイン在住時、よく飲んでいたアイレンが入った白ワイン。

すっきりさっぱり酸味苦味少なめ。お料理と一緒なら、ごくごく飲める味ですね。

刺身などのシーフード、お肉を使わないパスタなどに合わせても良いのではないでしょうか。

香りも華やか!ジャスミンのようというのかしら。味に特徴はないけれど、この価格なら当たりなワインです。

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Castilla(カスティーリャ)地方はスペインの中でもワインの産地として有名。

スペインにおけるボルドー、ってイメージはリオハ、デイリーワインの生産量No.1はラマンチャ。中央部のカスティーリャのワインもとっても美味しい。

 

(備忘録)

マカベオ(Macabeo)は、ヨーロッパブドウの白ブドウ品種。ビウラ(Viura)やマカベウ(Macabeu, カタルーニャ語[məkəˈβew], フランス語: [makabø])などとも呼ばれる。

スペイン北東部のラ・リオハ州カタルーニャ州、フランス南部のラングドック=ルシヨン地方で広く栽培されている。2004年時点のスペインでの栽培面積は約32,000ヘクタールであり[1]、2007年時点のフランスでの栽培面積は約2,800ヘクタールだった[2]。歴史的には際立った特徴のないブドウ品種であるとされてきた[3]。マカベオ種は新鮮で、軽く、若く、緑がかった麦わら色で、比較的酸味が強く、花やハーブの香りを持つ[3]。早い段階での消費や黒・白双方のブドウとのブレンドに適したワインとなる。マカベオ種は樽熟成によって果実のアロマとオークの香りが調和し[3]、とても個性的で芳香の優れたワインとなるため、熟成期間が数十年間に及ぶこともある。オーク樽での発酵・熟成は行われる場合も行われない場合もある。

カタルーニャ地方

スペインのカタルーニャ州では、伝統的にマカベオ種(カタルーニャ語ではマカベウ種)・チャレッロ英語版種・パレリャダ英語版種をブレンドしてスパークリングワインカバを生産しており、使用比率がもっとも高いのがマカベウ種である。また、オブセリョ・アブシンセという蒸留酒のベースにもなる。

リオハ地方

スペインのリオハ (DOC)(主にラ・リオハ州)では、19世紀末のフィロキセラの流行後にマカベオ種(当地での呼称はビウラ種)が導入され、マルバシア英語版種やガルナッチャ・ブランカ英語版種からの転換が進んだ。その理由のひとつとして、ビウラ種産ワインの酸化に耐える性質が挙げられる。

リオハの7%にあたる4,400ヘクタールで白ブドウ品種が栽培されており、その大半にあたる4,300ヘクタールはビウラ種である[3]。リオハではビウラ種を主として、マルバシア・リオハナ種やガルナッチャ・ブランカ種を低比率でブレンドすることがある[3]。しばしばテンプラニーリョ種やガルナッチャ種などの黒ブドウを主として、ビウラ種が低比率でブレンドされる。リオハの白ワイン生産者の中には、ビウラ種からレセルバ(最低4年間熟成)やグラン・レセルバ(最低4年間熟成)などの長期熟成を行ったワインを生産する生産者もいる。

その他のスペイン

ビウラ種はリオハの東隣にあるナバーラ (DO)や、カスティーリャ・イ・レオン州リベイロ (DO)でも認可されている。

ルシヨン地方

フランスのルシヨン地方では、マカベオ種はスティルワインだけでなく酒精強化ワインにも使用される。

アイレンスペイン語: Airén)は、ヨーロッパブドウ(学名 : Vitis vinifera)種の白ブドウ品種。原産地はスペインであり、もっぱらスペインで栽培されている。スペインで栽培されるブドウの約30%を占めており、世界的にみても栽培面積の大きな品種である。ライレンスペイン語: Lairén)などの別名でも知られている。

アイレンはスペイン中央部全体で見ることができ[4][2]、バルデペーニャス (DO)やラ・マンチャ (DO)の優先種である[3]。特にカスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダ・レアル県トレド県に多く、次いでアルバセーテ県クエンカ県でも栽培されている。マドリード近郊や南部郊外のモンティーリャ=モリレスなどにもアイレンのブドウ畑が見られる。

アイレンはアリカンテ (DO)、ブリャス (DO)、フミーリャ (DO)、ラ・マンチャ (DO)、バルデペーニャス (DO)、ビノス・デ・マドリード (DO)の6つのDO認定地域で認定品種となっている。また、モンティーリャ=モリレス (DO)では「ライレン」が認定されている。もっとも一般的なアイレンの用途はブランデーの生産である。ビノス・デ・マドリード (DO)の最重要品種はアイレンである。

アイレンはスペイン中央部の極端な気温にも耐えることができ、長い日照り続きでもうまく育つことができる[3]カベルネ・ソーヴィニヨン種やメルロー種に比べて低密度で植えられる傾向がある。一般的に1ヘクタールあたり約1,500本の密度で植えられ、そのブドウ畑は広大な面積となるが、収量が多いことで知られる[5]

2004年時点では306,000ヘクタールでアイレンが栽培されており、ブドウ品種として世界第1位の栽培面積を有していた[6]。2010年時点では252,000ヘクタールで栽培されており、栽培面積順位は世界第3位に後退した[6]。スペインではブドウの総栽培面積の1/3を占め、もっとも栽培面積の大きな品種であるが、スペイン産ワインの潮流が赤ワインに移っていることから、多くの畑ではテンプラニーリョ種などの黒ブドウ品種への植え替えが進んでいる。